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第6次横瀬町総合振興計画

更新日: ページ番号:000347

 横瀬町は、「日本一住みよい町、日本一誇れる町」を目指すため、2020年3月に「第6次横瀬町総合振興計画(前期基本計画)」を策定し、多様性を尊重した「カラフルタウン」の実現に向けて、各種施策に取り組んできました。2024年3月に「第6次横瀬町総合振興計画(後期基本計画)」を策定しました。この計画に基づき、引き続き「カラフルタウン」の実現に向け、「ウェルビーイング」を推進しつつ各種施策に取り組んでまいります。

計画の方向性

1.目指すべき将来ビジョンと本計画の目標

 横瀬町では、目指すべき将来ビジョンとして日本一住みよい町、日本一誇れる町」を掲げ、町民の幸福の最大化を図るため、最少の経費で最大の効果を挙げるべく、各種施策を推進していきます。その将来像を実現するために、本計画では「Colorful Town(カラフルタウン)」を目標として定め、多様性あふれるまちづくりを進めていきます。

2.7つの柱

本計画では、「カラフルタウン」実現のために、以下の7つを施策の柱とします。

【1つの柱 人づくり】  
 切れ目ない子育て支援と教育の連携により、子育てしやすく、子どもたちがいきいきと暮らしていける町で、変化の激しいこれからの未来を楽しく、たくましく生き抜ける人をはぐくみます。

【2の柱 健康づくり】 
 超高齢社会、人生100年時代を見据えた予防と福祉を充実させ、高齢者や障がいのある方にも優しく、全ての人が心身の状態は健康であると感じて暮らしていける町をつくります。

【3の柱 安全安心づくり】 
 防災、防犯、防火対策や、交通安全対策を推進し、子どもから高齢者、障がいのある方など全ての人が防災・防犯面に不安はなく安全で安心に生活できる環境をつくります。また、持続可能な行政経営を推進します。

4の柱 産業づくり雇用づくり】 
  移住促進や、農業・商工業の振興を図ることで、ヒト・モノ・カネ・情報が集まり続け、自分らしい多様な働き方や生き方が実現できる環境をつくります。

【5の柱 賑わいづくり中心地づくり】 
 オープン&フレンドリーを町の特徴として、観光などで訪れる交流人口や、地域や地域の人々と多様に関わる地域外の関係人口の増加を図ることで、町に賑わいをもたらします。また、駅やコミュニティスペースなど町の主要施設を活用し、中心地として活性化を図り、未来に期待や楽しみ、ワクワクする気持ちが持てる町を目指します。

【6の柱 景観環境づくり】 
  自然を大切にし、身近に自然を感じることができて暮らしやすい住環境が整った、自然と共存する暮らしをはぐくみます。また、空き家や遊休農地を有効活用し、持続可能な生活環境を整えます。

【7の柱 人の輪づくり】 
 温かい人の輪がたくさん生まれ続けることで、困った時や苦しい時に、地域の人が助け合い、豊かな多様性があふれる町をつくります。

3.7つの柱を支える土台

 施策全体を支える土台として、また、本計画の実行性をより高めるため、職員一人ひとりの能力を最大限発揮できる環境を築き、持続可能な行政経営を推進します。また、町民との協働をはじめ、広域での連携や民間企業等との連携を積極的に行います。さらに、進化し続ける「人に優しいテクノロジー※1」を積極的に取り入れるなど、チャレンジする町、チャレンジする人を応援する町づくり推進します。

※1 より生活を豊かにするためのテクノロジーのこと。

4.横瀬町とSDGs

 持続可能な開発目標(SDGs:エスディージーズ)※2は、世界の経済、社会及び環境の三側面における持続可能な開発を統合的取り組みとして推進するもので、17のゴール、169のターゲットから構成されます。町では、SDGsの考え方を本計画にも取り入れ、地域の課題解決を図ると同時に、SDGsの達成を目指します。本計画の推進にあたっては、SDGsの基本的な考え方である「誰一人取り残さない-No one will be left behind」を十分に意識し、多様性を尊重した、「カラフルタウン」の実現を目指します。

※2 持続可能な開発目標(SDGs)は、2015年9月の国連サミットで採択された、2016年から2030年までの国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます

5.横瀬町とウェルビーイング

 第6次横瀬町総合振興計画の後期基本計画においては、町民一人ひとりの「ウェルビーイング※3」を推進するため、7つの柱ごとに以下の指標を取り入れました。「カラフルタウン」を目指す第6次総合振興計画の7つの柱は、「人づくり」ではじまり、「人の輪づくり」で終わります。施策の中心は、「ひと」です。「一人ひとりはいろいろな人がいて、みな自分らしく幸せに生きている」状態を目指しています。

※3 町では、“その人らしく幸せに生きている状態”を“ウェルビーイング”と考え、そのために行政としてできることを追求していきます。2023年6月から実施した「町の声を聴くプロジェクト」で寄せられた意見、8月に実施した「住民1000人アンケート」の調査結果等を踏まえウェルビーイングの指標を設定しました。