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vol.74 なぜ「日本一チャレンジする町」を掲げるのか?

更新日: ページ番号:008559

 4月に役場職員を対象に、私から直接、今年度の施政方針を伝える説明会を実施しました。その中で、「なぜ私たちはチャレンジ(挑戦)しなければならないのか?」「なぜ、横瀬町は日本一チャレンジする町を掲げているのか?」という話をしました。チャレンジする必然性を職員と共有したかったからです。チャレンジする理由は、概ね以下3点と考えています。

 理由その1。人口減少が続いていて消滅可能性都市の一つに数えられている横瀬町は、まだまだ「このままでいい町」ではないから。この町の未来を変えないといけないから。だから、前例踏襲だけではダメで、チャレンジが必要。

 理由その2。変化が早くて激しい現代社会では、経験則やこれまでの常識に基づいてやったことが結果を出すとは限らない。成功するための条件が、刻々と変化しているなかで、何が成功するかは、やってみないとわからないことが多い。だから、成果を出そうと思ったら、試行(チャレンジ)の場数を増やすしかない。チャレンジには失敗がつきものだけど、それは、町長が責任を持つ。

 理由その3。チャレンジは、人を元気にするから。人を引き付ける力があるから。日本一チャレンジする町という言葉にひかれて、応募してきた地域おこし協力隊員などがわかりやすい例です。

 私たち役場の仕事は、地方自治法をはじめとする法律や条例でやるべきことが細かく定められています。ともすれば、それらを受け身でこなすだけ(これが俗にいう“お役所仕事”)になりがちです。だから余計に、「チャレンジしよう」といい続けることが必要だと思っています。とりわけ、今は、コロナ禍中。こんな状況でも、住民の皆さんに元気になってもらうために、今年はとりわけ、「チャレンジ」が重要な年だと思っています。


  

町長
横瀬町長 富田能成 
ブコーさん

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