長期化するコロナの影響。外出が制限される中で、この1年間、ウオーキングで健康維持や気分転換を図った人は多かったのではないでしょうか。県と共同で、歩数計等を使って歩いていただく“コバトン健康マイレージ事業”の町内参加者は、令和2年度末時点で実に392人。健康増進の有力手段であり、コロナ下でも続けられる手軽なレジャーとして、ご高齢の方を中心に町内におけるウオーキングへの関心が高まってきていることを実感します。
一方、今年度も引き続き、コロナの影響で、大勢の人が一堂に会するイベント開催が容易でなくなる状況が想定されます。“以前のようにはイベントができない”状況は、観光誘客の面や、人と人とのふれあいの機会の観点からも、このままでは町としては大きなダメージになってしまいます。
こうした状況をふまえて、今年度、コロナ下において感染拡大防止と両立できるかたちでの①健康増進②観光誘客③ふれ合い機会創出を図るため、ウオーキングをテーマに、「日本一歩きたくなる町プロジェクト」を実施し、コースづくり、イベント開催などをすすめていきます。“ピンチをチャンスにかえる”という考えです。
現在、ウオーキングコースアワード「コース募集」と題して、新しいウオーキングコースを募集していますので、ホームページやチラシをご参照のうえ、奮ってご応募ください。これで選ばれたコースに様々な工夫を凝らして、10月から2月くらいまでの間、町の皆さん(ご高齢の方や障がいのある方も含めて)や観光客にウオーキングを楽しんでいただけるような企画をつくる予定です。わが町は、歩くには素晴らしい環境がそろった町です。コロナ下で厳しい状況ですが、この機をとらえて、今年度を「日本一歩きたくなる町」づくりの元年にしたいと考えています。楽しみにしていてください。