1月7日(木)に2度目の緊急事態宣言が発令されました。秩父地域においても、陽性者の確認が相次ぎ、気を引き締めての感染症拡大防止努力が必要な状況です。町民の皆様には今しばらくご不便をお掛けしますが、何卒、ご協力のほどお願い申し上げます。
さて、1月10日(日)、新成人対象者102名のうち90名の参加で、無事に横瀬町成人式が開催されました。ただし、式典入場者は、新成人と最小限の来賓と関係者のみ、加えて来場できない人に向けオンライン配信をするというかたちで実施されました。
コロナ禍にある今年、横瀬町が成人式開催を決めたのは、成人式が、新成人にとって、一生に一度の大切な行事であるからというのはもちろんですが、感染症拡大リスクを極小化したうえで運営できると考えたからです。これに関しては、横瀬の場合、新成人の絶対数が少ないこと、三密の回避や消毒、検温実施、オンライン併用などの策をとれること、などは大前提としても、それだけでは十分ではありません。なによりも、対応を協議していく中で、実行委員(新成人)の皆さんがとても協力的で、感染拡大防止に理解があったこと。主催者(町)と新成人がよくコミュニケーションがとれていて、信頼関係で結ばれていたこと、これが大きかったと思います。この信頼関係はまさに“横瀬ならでは”、“横瀬の誇らしいところ”、と感じました。
新成人出席者全員にマイクが渡る恒例の“一人一言”は、今年は消毒シートと共に。いつもとは勝手が違いましたが、新成人の希望に満ちた言葉には勇気づけられるような思いがしました。難しい状況ではありましたが、成人式が開催できて良かった。頼もしい新成人の皆さん、おめでとうございます。皆さんに幸多かれ、と願っています。