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vol.68 よこらぼから生まれた「よこぜユニバーサル野球場」がお披露目

更新日: ページ番号:007287

 障がいのある人もない人も共に楽しめる新しいスポーツ“ユニバーサル野球”を全国に普及させたい。そのための、組み立て式で車で持ち運び可能な“ユニバーサル野球場”をつくりたい。こんな提案が今年の6月に官民連携プラットフォームよこらぼに寄せられました。ユニバーサル野球は、簡単に言うと、昔の“野球盤”を大きくしたような野球場(一般の野球場の1/20程度の大きさ)で、力がなくてもバットが振れ、球がころがる仕組みをもった提案者発案のスポーツです。提案者は、鉄道の車両整備などを本業とする堀江車輌電装株式会社さん。1968年創業、千代田区に本社がある歴史ある企業です。

 多様な人がみな自分らしく幸せに生きる“カラフルタウン”を目指している横瀬町として、誰もが楽しめる“ユニバーサルスポーツ”普及には意義があること、具体的に、障がい者支援をはじめとした福祉分野や教育分野で有効に活用できることなどから採択を決めました。制作にかかる費用は提案者が負担し、様々なボランティアの方に協力をいただき、手作りの野球場が完成。「よこぜユニバーサル野球場」と名づけられ、11月18日に横瀬小学校6年生と特別支援学級の子どもたちの授業の時間でお披露目がされました。

 障がいがある人も小さなお子さんもお年寄りも誰でも楽しめる “ユニバーサル野球”。今まで、野球をやりたくてもできなかった人でも、これなら参加できて、“応援する喜び”、“応援される素晴らしさ”を共有できます。この後は、清心会さんや秩父特別支援学校でも活用いただく予定です。この先、ゆくゆくは、わが町の名前を冠した「よこぜユニバーサル野球場」が全国を巡って、いろいろな地域の人を元気にしていく…。ワクワクするような話だと思いませんか?

町長
横瀬町長 富田能成 
ブコーさん

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