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vol.48 はじまりの季節に贈る言葉

更新日: ページ番号:000656

3月15日の横瀬中学校卒業式は、いつもながらの、横瀬町らしい素晴らしい卒業式でした。78名の卒業生に私からは以下要旨の祝辞を贈りました。 

 “もしもタイムマシンがあったら、過去に戻ってやり直したいことありますか?この問いにヤンキースの田中将大投手は「無い。なぜなら全てが今につながっているから。」と答えました。失敗したことも、イヤだったことも全て今につながっている。 

田中投手(1988年生まれ)は皆さんの15年後の未来、さらに先、現在53歳の私は皆さんの38年後の未来。自分も、失恋したし、試験に落ちたし、勤めた会社は傾いた(実質潰れた)し、選挙も落ちたし…でもやっぱり、やり直したいことは「無い。すべてが今につながっているとやっぱり思うから。」 

つまり伝えたいのは、

  • 皆さんは例外なく、これから失敗もするしイヤな思いもするし、挫折もする。でもそれらはほぼ例外なく、その時はたいへんでも最終的には「なんとかなる」 
  • なんとかなるだけでなく、その挫折はほぼ例外なく、次への飛躍の起点になる。「ピンチはチャンス」。 
  • それらは全て「生きていればこそ」の話。つまりは「生きていること」が大事。

命を粗末にしないでください。これからの未来を楽しくたくましく生き抜いてください。 

卒業生全員の前途を祝します“ 4月は始まりの季節。気持ちを新たにして、がんばっていきましょう。

町長
横瀬町長 富田能成 
ブコーさん