3月15日の横瀬中学校卒業式は、いつもながらの、横瀬町らしい素晴らしい卒業式でした。78名の卒業生に私からは以下要旨の祝辞を贈りました。
“もしもタイムマシンがあったら、過去に戻ってやり直したいことありますか?この問いにヤンキースの田中将大投手は「無い。なぜなら全てが今につながっているから。」と答えました。失敗したことも、イヤだったことも全て今につながっている。
田中投手(1988年生まれ)は皆さんの15年後の未来、さらに先、現在53歳の私は皆さんの38年後の未来。自分も、失恋したし、試験に落ちたし、勤めた会社は傾いた(実質潰れた)し、選挙も落ちたし…でもやっぱり、やり直したいことは「無い。すべてが今につながっているとやっぱり思うから。」
つまり伝えたいのは、
- 皆さんは例外なく、これから失敗もするしイヤな思いもするし、挫折もする。でもそれらはほぼ例外なく、その時はたいへんでも最終的には「なんとかなる」
- なんとかなるだけでなく、その挫折はほぼ例外なく、次への飛躍の起点になる。「ピンチはチャンス」。
- それらは全て「生きていればこそ」の話。つまりは「生きていること」が大事。
命を粗末にしないでください。これからの未来を楽しくたくましく生き抜いてください。
卒業生全員の前途を祝します“ 4月は始まりの季節。気持ちを新たにして、がんばっていきましょう。