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vol.64 空き家の再生・活用をすすめていきます

更新日: ページ番号:005989

 町を歩くと、人の気配のない空き家が目に付くことがあります。全国的には、空き家は大きな社会問題にもなってきていて、平成30年の住宅・土地統計調査によると、全国で空き家は約846万戸、全住宅に占める空き家の割合(空き家率)はなんと13.55%と戸数、率ともに過去最高の水準にまで増えてきているとされてます。横瀬町では、現状そこまで空き家比率は高くはないのですが、少しづつ増えていること、そして(このまま何もしないと)今後もっと増加することは間違いないだろうと考えています。これからの町にとって、空き家の増加を抑制すること、再生・活用することはとても重要だと考え、今年からスタートした第六次総合振興計画の中でも、空き家対策を重要テーマに位置付け、対応をはじめています。

 まずは、現状を把握するために、約3か月間をかけて、区長さん、民生委員さんらにご協力をいただきながら、空き家の実態調査を実施しました。その結果、町全体で235軒の空き家が確認されました。そして、新聞各紙でも報道されましたが、6月30日には、日本の伝統工法で建てられた古民家について、豊富な情報・再生ノウハウを有する(一社)古民家再生協会(埼玉支部)と古民家の活用に関する連携協定を締結しました。これも、空き家対策強化の一環です。また、4月に赴任した地域おこし協力隊の杉本諒介さんは、空き家の再生・活用をテーマに活動をはじめていて、具体的に、芦ヶ久保の空き家を再生して有効活用する準備を着々とすすめています。

 町では、空き家の利用促進をすすめるための補助金(住宅環境改善及び空き家活用促進補助金)も設置しています。地域の安全な環境整備、良好な景観づくり、移住促進、町の活性化、と様々な側面から空き家対策は町の未来を創る重要な課題ととらえ、更に対応を拡充していきたいと思います

町長へのE-mail

町長
横瀬町長 富田能成 
ブコーさん