3/15(金)、横瀬中学校の卒業式が行われました。温かい雰囲気で、気持ちの良い感動的な卒業式でした。私から、祝辞として、71人の卒業生に向けて、「なぜ勉強するのか?」という話をさせていただました。
”卒業おめでとうございます。皆さんは、中学校生活のどこかのタイミングで「なぜ、勉強なんてしないといけないんだろう?」と考えたことはありませんか?これについては、自分も中学生だった頃に常々疑問に思っていた記憶があります。ずっと時間が経って、この年齢になってやっと「なぜ勉強するのか?」に対する自分なりの答えが見つかりました。私たちが勉強をする理由、大きく2つあると思っています。一つは、「世の中をより良くするため」です。皆さんの周りを良くするため、地域を良くするため、町を良くするため、国を良くするため、世界を良くするため等々、一番究極的には、人類がより良く進化するため、に私たちの学びはある。これが一つ。
そして、もう一つ、一番重要な理由、それは「その人が幸せになるため」だと思います。いい学校に入るためとか、いいところに就職するためとか、ではなく「幸せになるため」です。いい学校やいい就職などの種類は有限かもしれませんが、対して、幸せのあり方は、人の数だけあります。たいへんな努力の積み重ねの結果得られる幸せもあれば、身近なところでふと気づくような幸せもある。ほんとうにさまざま。横中卒業生71人の幸せのあり方は71人分ある。誰一人、幸せのあり方が同じ人はいません。卒業生71人全員が、その人らしい幸せを見つけられることを願っています。皆さんのこれからを応援しています。”
横瀬町は、その人らしい幸せが花開く町「カラフルタウン」を町の目標として掲げています。4月から始まる今年度もがんばっていきましょう!