7月上旬には、西日本を中心に記録的な集中豪雨があり、広域的に大規模な災害が発生しました。被災された地域の皆様には謹んでお見舞い申し上げます。
「住民の皆さんの安全を確保すること、安心できる暮らしを守ること」は私たち行政の本来業務であり、それにつながる「防災」は、たいへん重要な仕事と考えています。こうしたことから、横瀬町として初めて、役場全庁での防災訓練を実施したのが、一昨年(平成28年7月)。続く昨年(平成29年7月)は、初めて自主防災組織と連動した全町での防災訓練を実施しました。昨年の反省点をふまえて、今年で3年目となる防災訓練(災害時避難訓練)は6月24日(日)、多くの皆さんにご協力いただき実施することができました。
今年の防災訓練に参加していただいた各区の人数を足し上げると、650人を超えていて、昨年(600人未満)から増加しました。職員、消防団、さらにドローン操縦で協力していただいたNPO法人クライシスマッパーズジャパンさんなど、協力者も含めると800人近い人に携わっていただいたことになります。たいへんありがたいことです。
訓練を終えて、各区長さんを中心に、多くのご意見や感想がよせられています。まだまだ改善点、反省点は多いようです。やってみて初めて分かること、学ぶことが多く、訓練の大切さを実感します。これから台風や豪雨が心配な季節を迎えます。自然はコントロールできませんのでどんなに準備しても、必ず「想定外」は起こりえます。それでもしっかり備えてゆきたいと思っています。