横瀬町では、スマートフォンなどから小児科の先生に気軽に相談できる「小児科オンライン」サービスが6月1日から開始になりました。自治体による住民サービスとしては全国で初めてのサービスで各メディアにもとりあげていただきました。利用時間は、平日18時から22時までの間（予約制）で、町内に住所があって0歳から15歳までのお子さんがいる家庭であれば、登録して無料でご利用いただけます。
このサービスは、若手の小児科医さんらが設立したベンチャー企業が開発したもので、官民連携プラットフォーム「よこらぼ」に事業提案があったものです。子育て支援に力をいれている町として、子育て世代の不安軽減につながると考え、採択し、平成30年度の当初予算に盛り込みました。実際に不安軽減につながる効果が得られるかとか、医療費の削減につながるか等を検証するというもので、相談にかかる費用は町が負担します。ありがたいことに、埼玉県の協力（少子化対策の補助金）もいただいたうえで実施できることになりました。
過疎化が進行する地方では、医療サービスの確保がだんだん難しくなってゆく状況も想定せねばなりません。現に、秩父地域でも、とりわけ救急医療の分野などは、医療現場の皆さんのたいへんな努力によって、なんとか維持されている状況です。
この「小児科オンライン」サービスが、子育て世代の不安軽減はもちろん、医療費の削減や、医療過疎に悩む地方の課題解決につながってくれればなお嬉しいと思います。15歳までのお子さんのいる皆さん、この機会にぜひ登録していただき、活用してみてください！
