他地域の議員さんらによる行政視察などで、横瀬町を訪れていただくケースが増えてきました。例えば、5月8日に出雲市(島根県)、10日に浜田市(島根県)の各市議会議員さんの行政視察を受け入れました。ともに視察対象は、町の看板事業となった官民連携プラットフォーム「よこらぼ」でした。両市ともに、たまたま同じ島根県ですが、聞いてみると、それぞれ別の情報源から横瀬町に目をつけてくれたようです。遠方の山陰地方からわざわざ横瀬町に来ていただき、とてもありがたいと感じました。
行政視察の受け入れは、自治体のよい宣伝になりますし、経済効果も期待できるので、多くの自治体が積極的に取り組んでいます。行政視察の申込窓口は、議会事務局になるのが一般的です。今回の場合も、議会事務局が窓口になり、小泉議長、大野副議長にも同席対応いただくなど、議会の全面的な協力のもと受け入れをしました。「よこらぼ」の説明については、私から取り組み背景や経緯など包括的な話をした後、職員から手続きや採択事業等について具体的な説明をしました。視察団のお客様からは(もちろん社交辞令はあるでしょうが)とても良い反応をいただきました。議会事務局も町の広報活動の一翼を担い、そして役場と議会が協力してお客様に対応する、という今まで町があまり経験してこなかったことができつつあり、町が新たな局面に入ってきたことを実感します。
視察受け入れ増加がそっくりそのまま職員の負担増にならないような工夫や費用対効果の検証は必要ではありますが、なにより横瀬町はまだまだ全国的に知名度が低く、「知ってもらう」「一回訪れてもらう」ことには、大きな意義があります。この小さな町が、先進地として、視察先に選んでもらえることは、誇らしいことでもあります。これからも、横瀬を訪れてくれる視察については、「ようこそおいでくださいました。大歓迎します!」の気持ちで、積極的に対応してゆきたいと思います。