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vol.98 今年度の重点テーマは、あらためて「町の声を聴く」です

更新日: ページ番号:055609

 去る4月26日、27日、2日間にわけて、職員説明会を実施しました。これは、毎年恒例の、私から職員全員にむけて、年度の運営方針を直接説明する機会です。令和5年度施政方針(広報よこぜ4月号に要約版が載っています)を踏まえ、さらに人口動態等のデータなどを用いて、現在地の確認、今年度の運営方針、重点テーマ等について話をしました。そのなかで、今年度の、最重点テーマとして、あらためて「町の声を聴く」ということを挙げさせていただきました。

 「町の声を聴く」を今年度最優先と位置付ける理由は、大きく3つあります。まず1つめ、今年度が、多様な幸せが花開く「カラフルタウン」を掲げる第6次横瀬町総合振興計画の前期最終年度であり、次の4年間の計画策定のタイミングにあたっていること。2つめ、民間活力を積極的に活用した町づくりが進捗し、中心地づくりがかたちになるなど、町づくりが新しい段階に入ってきていること。3つめ、少子高齢化が進行していることや、コロナ禍を経たことおよび昨今の物価高騰で、町の皆さんの考え方や生活パターン、地域社会のあり様が変化してきていること。以上の3つです。実際、令和4年4月に町民課に新設した「なんでも相談室」には、これまでは想定できなかったような多様な相談が寄せられてきていて、あらためて、声を聴くことの大事さを実感します。

 とりわけ、「声なき声を拾う、探しに行く」という意識をもち、先入観に縛られずに問いと仮説をたて、カタチにしていく、という考えを主にして、今年度は町政運営を進めていきたいと思っています。私自身も、今年度は、例年以上に町に出て、町の声を聴く機会を積極的につくっていきたいと考えていますので、町の皆さん、ぜひ積極的に声を聴かせてください。

町長
横瀬町長 富田能成 

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