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vol.63 コロナ禍の3か月。そして、「できるだけ消費は地元で!」

更新日: ページ番号:005553

 令和2年度に入り、気がつけば、はや3か月。この間は、新型コロナウイルス関連の対応・対策が行政運営の中心となる極めて異例の年度スタートとなりました。この3か月は、特殊な状況で、時間猶予も少なく、振り 返ってみると、初めて経験することを「走りながら考える」というようなことがとにかく多かった印象です。  

 4月30日に新型コロナウイルスに対応する政策パッケージ「コロナに負けない“横瀬パック”」を発表して、実行に移してきました。コロナ禍で経済的に大きなダメージを受けている人が多い状況でしたので、とにかくスピード感をもって実行してゆくことにこだわりました。とりわけ、国による一人10万円の特別定額給付金は、大きなお金ですので、できるだけ月を越えないうちに、必要な方には届くように進めたいと考えていました。結果的には、町の皆さんのご協力、議会のサポート、武蔵野銀行横瀬支店さんの機動的な振込手続き協力などに助けられ、5月中に約9割の支給を完了することができ、気が抜けない状況の中でしたが、少々ほっとしたのを覚えています(なお、この原稿執筆時点では約98%の支給が完了しています)。 

 皆さんに届いた特別定額給付金は、町全体では、8億円ほどの大金になります。次に考えないとならないのは、そのお金をできるだけ地元でつかっていただく、ということです。6月1日から発売した横瀬町地域助け合い商品券は、この考えに則しています。“助け合い”ですので、商品券のプレミアム部分は、今回のコロナ禍で最もダメージを受けた業種「飲食店、観光・レジャー関連」で使用可能となっています。給付金をできるだけ早期に支給して、それを原資に地域経済をまわす、という良い流れはつくれたと思います。  

 まだまだ、予断を許さない状況続きますので、しっかり取り組んでいきたいと思いますが、まずは皆さん、「できるだけ消費は地元で!」お願い致します。

町長へのE-mail

町長
横瀬町長 富田能成 
ブコーさん