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vol.37 「あしがくぼの氷柱に10万人来場」を振り返る

更新日: ページ番号:000555

 桜も芝桜も開花が早く、一気に新緑、とすっかり季節は変わってしまいましたが、今年1月2月に「あしがくぼの氷柱」が過去最高となる10万人を超えるお客様をお迎えしたことは、ちょっとした快挙なのでふれておきたいと思います。

 昨年12月から寒い日が続き、1月の開園時には既に立派な氷柱ができていたことや、大雪に見舞われることなく、天候に恵まれたことはもちろん重要なのですが、成功の主因は「ヒトの力」にあったと感じています。毎年毎年、前年を超える氷柱をつくろうと工夫と努力を続けてきたスタッフ、接客を磨いていったおもてなしレディ、寒い中の作業に協力してくれたボランティアさん、積極的にPRしていただいた西武鉄道さんをはじめとする関係者各位などなど、「ヒトの力」が結集してもたらされたのが「10万人」というすばらしい結果だったと考えています。

 環境整備協力金(一人300円)による目に見える経済効果はもちろん、芦ヶ久保駅乗降客数や道の駅の売上の増加、さらに、広く秩父地域全域でも波及効果をもたらしています。とりわけ、観光シーズンとして「谷間」の時期にあった秩父地域の1月2月を繁忙期に変えたのは、大滝の三十槌の氷柱、小鹿野の尾ノ内百景氷柱(氷柱ノウハウを伝授してくれた兄貴分です)とあわせた秩父路三大氷柱全体での大きな功績といえます。

 交通渋滞対策など新たな課題もでてきましたが、地域の活性化が進むたいへん良い流れになってきています。氷柱にかかわった多くの関係者の皆様、たいへんお疲れ様でした、そしてありがとうございました!

町長
横瀬町長 富田能成 
ブコーさん