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vol.36 横中の素晴らしい卒業式に

更新日: ページ番号:000554

 3月15日、横瀬中学校の卒業式に出席しました。素晴らしい卒業式でした。

 今年の横中卒業生は、86人。全員進学が決まっています。86人のうち、秩父地域の県立高校(秩父、秩父農工科学、皆野、小鹿野)に進学する人は、41人。一方で、西武線を使って飯能・入間・狭山・所沢方面の学校に行く人は28人、また、バス送迎のある本庄方面の学校に9人が進学するというような内訳になっていて、このあたりは時代の流れを感じます。

 少子化により秩父地域の学校の定員数充足が難しくなってきている状況ですので、もっと地元の学校に目を向けてほしいとも思いますが、一方で、卒業生の進路選択肢が広がっていることはそれはそれで意味があるともいえるし、複雑な思いです。

 卒業式では、祝辞として、こんな言葉を贈らせていただきました(要約です)。

 「卒業生全員の進路が決まってほっとしました。皆さんの勉強はまだ続くわけですが、なぜ勉強が必要なのか?それは、(皆さん自身の、地域の、日本の、世界の)より良い未来をつくるためだと思います。勉強の種は、授業の中だけでなく、友達や部活や皆さんの大好きな趣味の中にあるかもしれません。その種を探してください。過去は変えられませんが未来はつくれます。皆さんのつくる未来に期待しています。5年後、立派に成長した皆さんが横瀬町の成人式に帰ってきてくれることを町の皆さんとともに待っています。」

 それにしても、この卒業式、小学校の卒業式、成人式と、わが町の節目行事は素晴らしくて、ほんとうに誇らしい思いです。続いて、4月は始まりの季節、元気な新入生に会うのがまた楽しみです。

町長
横瀬町長 富田能成 
ブコーさん