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vol.87 人々が集い交流する場所、「LAC横瀬」とは?

更新日: ページ番号:053726

 元JAちちぶ横瀬支店のところ、エリア898の隣に「LAC横瀬」がオープンしました。LAC横瀬の読み方は、「エルエーシー横瀬」が一般的ですが、もっと簡単に「ラック横瀬」と言っている人もいて、どちらでもいいようです。

 LACとは、英語のLiving AnywhereCommons(リビング エニウェア コモンズ)の略です。少々強引に和訳すると「場所などに縛られない生き方を実践する人たち」といったところでしょうか。LACは、株式会社LIFULL(ライフル)さんが運営する(宿泊できる)コワーキングスペース(仕事したり交流したりする場所)の名称で、LAC横瀬含めて、現在全国36か所があります。LAC横瀬は、どなたでも利用できるオープンスペースが中心になっていますが、1階奥と2階の宿泊スペースは有料スペースになっています。LACの会員になると、月々一定の金額(3万円弱程度)を払えば、全国のLACを自由に何泊でも使うことができます。

 通信環境の劇的な進化、そして近年のコロナ感染症の影響などもあり、出社しなくてもパソコン(あるいはスマホ)1台あればどこでも仕事(=テレワーク)ができる人達が格段に増えました。こうした人達や、デザイナーやクリエイターなどの創作活動をする人など「場所などに縛られない仕事人」が、LACの主な会員層と想定されます。こうした会員層やその関係者などが、LACがあることで横瀬町に頻繁に来町することになります。 

 この来町者がもたらす直接的な経済効果ももちろんですが、さらに、来町者と、町・地域の皆さんが交わることで、町民の皆さんの課題解決につなげたり、新しい価値を創造したり、町民会館なども含めたこの周辺エリアが町の中心(ヘソ)として、新しい人の流れを生み出したりすることを期待しています。

 LAC横瀬は、エリア898とつながっていて、誰もが気軽に利用できるスペースです。ぜひ一度見にいらしてください、そしてどんどん使っていただきたいと思います。

町長
横瀬町長 富田能成 

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