横瀬町のイメージキャラクターのブコーさん。子どもたちに人気があって、さまざまなイベントで活躍してくれています。私にとっては、相棒のようなありがたい存在です。あのブコーさんの誕生日って、皆さんご存じですか?実は、1304年4月5日なんです。今年の4月5日で、ブコーさんは718歳になりました。1304年の由来は、武甲山の標高1304mからきています。4月5日の由来わかりますか?そうなんです、よ(4)・こ(5)・ぜ(0)からとって、4月5日となりました。こうしてみると、4月5日は、横瀬町にとって特別な日、と言えるかもしれませんね。
ブコーさんの、頭部は武甲山、胴体は太鼓、手にバチを持っているデザインはなかなかよく考えられてるなあ、と思います。このデザインを考えてくれたのが、秩父市出身の人気落語家の林家たい平さんです。たい平さんは、ブコーさんの生みの親、秩父の風土や祭りをこよなく愛するたい平さんの想いがブコーさんのデザインに込められているように感じます。かつて2016年の日本テレビ恒例のチャリティ番組の24時間マラソンのランナーとなったたい平さん、100km走り終えた後、相当疲労困憊しているだろうに、礼儀正しく四方八方に深々と礼をしていた姿が印象的でした。「ああ、たい平さんには、秩父のお祭りの所作が染みついているんだなあ。有名になっても、つくづく秩父の人だなあ。」と秩父の若者と語ったことをよく覚えています。
私の名刺には、寺坂棚田の風景とともに、ブコーさんもしっかり入っています。外部講演などで横瀬町の説明をするときには、ほぼ毎回ブコーさんとたい平さんの話をします。ブコーさん、お誕生日おめでとうございました。これからも一緒に頑張っていきましょう。