皆さんは、「テクノロジー」という言葉に、どんなイメージを持ちますか?本当に現代はテクノロジー抜きには語れない世の中になってきていますし、これから先も、テクノロジーの進化がテコになって、未来の世界が大きく変わってゆくだろう…。ということは、頭ではわかっていても、「テクノロジー」という言葉、ちょっと取っつきにくいような感じがしませんか?正直なところ、これだけ、「これからの行政課題の克服には、テクノロジー活用が不可欠です」とか常々言っている自分ですら、この言葉にはなにか気後れを感じてしまいます。私ですらそうですから、世代が上の先輩方の多くはさらに抵抗感を感じるのではないでしょうか。
そこで、横瀬町では、「テクノロジー」ということばを単独で使うのではなく、「人にやさしいテクノロジー」という言葉を使うようにしています。テクノロジーを使うことは、目的ではなく手段であること、横瀬町で導入するテクノロジーは、必ず「人にやさしい」ものであってほしいこと、そんな想いをこの言葉に込めています。
たとえば、今私たちが使っている、眼鏡もテクノロジーです。見えなかったものが見えるようになる便利な道具ですよね。同じように、スマホやパソコンも使いこなせれば、ほしい情報をすぐに取得できたり、離れて暮らす家族とコミュニケーションがとれたり、日々の生活をより豊かにする手段にはなるはずです。
町独自の取り組みとして、新聞にも取り上げられ話題になった企業人材派遣制度を活用した「ITよろず相談」や「スマホ教室」など、苦手意識ある人に「やさしく」教える取り組みをこれからもどんどん続けていきたいと考えています。私たちの合言葉は「人にやさしいテクノロジー」です。