毎年12月に埼玉新聞で、県下63市町村の「首長が選んだわが街5大ニュース」が掲載されます。
例えば、昨年や一昨年なら、コロナ関連が最大のニュースであるのは、間違いないのですが、自分の考え方として、全国的に皆一様であるものや、あまり皆さんの元気につながらないものは、例年選ぶことはありません。町のイメージが良くなるようなことを選ぶことが多いです。
例えば、2021年に選んだのは以下の5つです。
①横瀬中学校(音楽部他混成メンバー)、第64回埼玉県合唱コンクール知事賞(金賞)受賞
②地域商社(株)ENgaWA設立および駅前観光案内所リニューアルオープン
③コロナ禍のピンチをチャンスに、日本一歩きたくなる町プロジェクト始動
④予約型乗合タクシー「のりあいブコーさん号」運営開始
⑤大手住宅情報メディア発表「2021住み続けたい自治体ランキング」上位ランクイン
こんな具合です。
昨年挙げた5つのニュースのなかで、「ではどれが一番か?」と問われれば、一番は、やはり①の横瀬中学校の快挙でしょうか。県で一番というだけですごいのに、小さな町の小さな中学校が、音楽部員だけでは足りなくて、他の部活のメンバーが協力して成し遂げた、というところがさらにすごいです。これは、文句なしに、皆を元気にするし、町のイメージが良くなるニュースですよね。
今年も、頭を悩ますくらい多くの“皆を元気にする”5大ニュースの候補が生まれることを期待しています。