今、町では防災行政無線で、午前7時「エーデルワイス」、お昼12時「野ばら」、午後6時「ふるさと」を流していますが、11月1日から午後5時「夕焼け小焼け」を追加します。
子どもたちの帰宅時間の目処になればとの考えで、日が短くなる冬場の前に導入します。
実は、この話、横瀬小学校の6年生から、8月に実施した子ども懇談会で要望を受けたものです。昨年の子ども懇談会での要望、例えば「横小の廊下の修繕」「服の力プロジェクトへの協力」等に対応したところ、今年は、子ども懇談会前に、クラスで要望事項をまとめてもらったようです。自分たちの要望したことに大人が答えて形になる、それを積み重ねて、少しずつでも暮らしやすい町になってゆくことを実感する、そんな経験を町の子どもたちにはしてほしいと思っています。
「特に冬場は、外で遊んでいるとすぐに暗くなって帰らなければと思うけど、タイミングがつかめない。6時の放送時にはもう真っ暗だし。5時の放送があったらいいのにと思う。」という6年生の話、当事者に聞かなければ分かりませんよね。
子どもたち(当事者)と大人(町長や地域の皆さんなど)の距離が近くて、子どもたち自身が発信源となれると実感すること、そして実際に町に変化をもたらすことができると実感すること、この小さい町にはとても大切なことだと思っています。