7月30日の土曜日午前中をつかって、町では初めてとなる役場全職員規模の土砂災害等に係る初動訓練を実施しました。モンスター級台風が上陸したという想定で、災害対策本部設置、避難勧告、避難所設置受け入れ等の動きを確認しました。
理屈では分かっているつもりでも、やってみて初めて分かるということはよくあります。今回の訓練でも反省点やマニュアル修正点が多々見つかり有意義な訓練になったと思います。今回はそもそも非常時想定ということもあり、あえて職員は自主参加の形にしましたが、それでも(休日にかかわらず)70名の職員が参加しました。今後はこうした訓練を重ねてゆくとともに、更に一歩進めて、住民の皆さんと連動しての訓練も必要だと感じました。
横瀬町は、これまで人命に関わるような自然災害の経験が極めて少ない町と言えます。それだけに、防災意識の向上、防災への備えはとても重要な行政課題と考えています。
どんなに準備しても非常時に「絶対大丈夫」「完璧」はありません。それでもできる準備はしておいて、しっかり非常時に備えてゆきたいと思います。