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vol.62 ウイズコロナ(コロナと共存)時代へ

更新日: ページ番号:005148

 皆様、新型コロナウイルス感染症拡大防止に関しては、ここまで、諸々のご理解ご協力誠にありがとうございます。この原稿を書いている(5月中旬)時点では、緊急事態宣言下にある状況ですが、この広報が皆様に届くころには、果たして宣言解除になっているでしょうか?なんとか、下火になっていてほしいと願っています。 

 ここから先は、止めていた経済活動、社会活動を用心しながら少しずつ再開し始める、という段階になってきます。未知の感染症であったこの感染症も、これまでのデータ蓄積や研究によっていろいろなことがわかってきました。感染は、飛沫感染と接触感染によっておこります。簡単に空気感染するわけではなさそうです。ですので、人との距離を保つこと、まめに手洗いをすることで、感染はほとんど防止できます。また、小児は成人と比べて感染しにくく、万一感染しても無症状か軽症が殆ど、というデータもでてきています。引き続き警戒は必要ですが、工夫しながらやれば、様々な活動が可能になると考えます。

 また、感染拡大状況を国別で比べてみると、数万人の死者を出している欧米諸国に対して、日本の死者数は桁違いに少なく、欧米とは全く異なるレベルでの死亡者抑制ができています。感染症対策で一番大事なことは、命を救うことです。と考えると、日本の医療関係者等のがんばりはもちろん、私たち一人一人が行った感染拡大防止の努力は、(死亡者数抑制の要因については諸説あるにせよ)、「より多くの命を救う」という点に関しては、はっきりと結果を出しているといってよいと思います。

 コロナに対する警戒は必要ですが、やみくもに恐れることからは何も生まれません。正しい情報を取り込んで、正しく警戒して、ウイズコロナ(コロナと共存)の時代を、工夫しながら、乗り越えていきましょう。

町長へのE-mail

町長
横瀬町長 富田能成 
ブコーさん