秩父地域の東玄関口として、東京都市圏から「ひと」・「しごと」・「情報」をどんどん持ってくるのが秩父地域における横瀬町の重要な役割だと考えています。
その一環として、現在、町ではいくつかの大学との連携を積極的にはじめています。大学には、横瀬町に役立つ知恵やアイデアやマンパワー(若い力)が豊富にあります。一方で町は大学に教育機会や学習フィールドを提供できます。双方メリットがあるので、大学との連携においてはおカネは特にかかりません。
大学連携第一弾として、昨年8月から淑徳大学経営学部との連携をはじめています。その成果として、1月30日には、あしがくぼの氷柱において、アイスキャンドルをともすイベントを開催し、メディアにも大きく取り上げていただきました。
また、2月12日には、道の駅における新商品開発に関して、横瀬の茶葉を使った新しいフレーバーティや、消費者が買いたくなる緑茶の新パッケージなどの提案を受けました。いずれも、私たちでは思いつかない、若い感性が活かされていると感じました。また大勢参加してくれた学生たちも横瀬町に愛着を感じてくれたようで嬉しく思いました。大学側からも教育機会として、または大学のPR機会として有意義であると評価をいただきました。
大学連携はまだまだ始まったばかり、これからは、観光分野や教育分野など様々な形で複数の大学の豊かな知恵と若い力を借りて、横瀬町の新たな価値創造につなげてゆきたいと考えています。