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vol.8「幸福」について考える

更新日: ページ番号:000496

町長の仕事の究極の目的は「町民の皆さんの幸福を最大化すること」だと考えています。人口減少を抑制することも観光客を呼び込むことも、このための道筋であって、そのこと自体が最終目的ではありません。ではどうすれば人は幸福になるのでしょうか。私たち行政は、幸福最大化のために何をすべきでしょうか。先日、縁あって、幸福学の第一人者で「幸せのメカニズム」の著者である慶応大学の前野隆司教授に横瀬町まで来ていただき、いろいろと意見交換をさせていただきました。

教授の理論では、

  1. やってみよう!(自己実現と成長)
  2. ありがとう!(つながりと感謝)
  3. なんとかなる!(前向きと楽観)
  4. あなたらしく!(独立とマイペース)

の四つが重要なのだそうで、「人が幸福になるかどうかは、能力とかはあまり関係なくて、生き方、考え方の問題だ」と漠然と思っていた私にとっては非常に共感できる話でした。

人が幸福になるためには、ただ金持ちになればいいわけでもないし、ただ偉くなればいいというわけでもありません。教授の話は、是非、横瀬の子どもたちに聞かせたいと思いました。有難いことに教授には横瀬町を気に入っていただき、これからもいろいろご協力いただくことでご了解をいただけました。

「幸福」を学び、町民の皆さんが「幸福」になるための施策をつくってゆきたいと思います。

町長
横瀬町長 富田能成 
ブコーさん