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vol.4 ~今、西武秩父線をめぐる状況は~

更新日: ページ番号:000126

7月8日、西武鉄道(株)と西武レクリエーション(株)が、西武秩父駅に複合型温泉施設を2017年春にオープンすることを発表しました。各種風呂のほか休憩スペース、イベントスペース、飲食店舗なども入る大きな施設で、総事業費24.5億円だそうです。

周辺施設との競合はどうか、地域の入り込み客増につながってくれるかなど気になることはありますが、施設の内容はさておき、西武グループが久々に秩父地域で大きな投資をすることを決定したことについてはたいへん嬉しく思いました。こうした新たな設備投資については、当然10年20年先のことまで考えて意思決定しているはずだからです。広告宣伝費に資金を投じる場合などと比べると、「見通す期間の長さ」が決定的に違います。西武グループは、中長期的に秩父地域に積極的に関わってゆこうとこの時点では判断しているということです。

サーベラスとの確執から表面化した西武秩父線の存続問題発生から2年あまり、西武秩父線をめぐる状況は好転の兆しがみえてきたといえます。ピンチとチャンスは表裏一体です。

西武秩父線は横瀬町、秩父地域にとっての生命線、これからはなお一層、西武さんとも積極的に連携して、私たちの地域の新たな価値創造につなげてゆければと考えています。

町長
横瀬町長 富田能成 
ブコーさん