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vol.77 新型コロナ感染症対策、踏ん張りどころ

更新日: ページ番号:011864

 久しぶりに新型コロナのことを書きます。昨年の4月号および5月号のこのコーナーで、「新型コロナウイルス対策は長期戦になりそうです」というタイトルで書きましたが、実際、長期戦になってきてしまいました。町民の皆さまには、ここまで、長きにわたり、新型コロナウイルス感染拡大防止について、多大なご協力をいただいてきましたこと、あらためて御礼を申しあげます。

 さて、埼玉県においては8月2日より緊急事態宣言の実施期間に入るなかで、広い範囲で感染拡大がつづいており、秩父地域内でも感染事例が相次いで確認されているなど、予断を許さない状況が続いています。この1年半の間、自分としては、第一波から第四波までは、(終わってみれば)比較的冷静に、なんとか対応してこられたと思っていますが、今回の第五波は、これまでと少々事情が異なっていて、一層の危機感をもっての対応が必要と考えています。それは、足元の秩父地域内の感染拡大が過去に無いレベルで進んでいるうえ、その感染拡大が、感染力が強く、かつまだまだ情報の少ない新株(デルタ株)によってもたらされていることからです。更にいうと、世の中が、緊急事態宣言下の状況に慣れてしまって油断があるように見えることも大きな不安要素です。

 どうか皆さま、感染拡大防止にあらためて、ご協力をお願いいたします。人の流れを減らすために、できるだけ外出を控えること、また、マスクをすること、手洗い消毒をすることなどの基本的な感染予防策をよろしくお願いいたします。ワクチン接種の効果も徐々に顕在化してきています。今は、まだ、トンネルの中ですが、明けない夜がないように、出口は必ずあります。この難しい局面も、皆で協力し合いながら乗り越えていきましょう。皆さまのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

町長
横瀬町長 富田能成 
ブコーさん

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