- 県指定天然記念物
- 昭和25年3月20日指定
- 所在地 横瀬町大字横瀬598番地
- 管理者 個人
秩父札所八幡西善寺境内にあり、幹の周囲3.75m、高さ10m、枝張り東西17.5m、南北17.5mの樹勢旺盛な巨木である。樹種はイロハモミジ系とみられる。樹齢推定500年とも600年とも言われ根張りも見事で、枝下は一面苔に被われ、さながら幽玄の世界を醸し出している。
カエデ科の落葉小高木で、葉は掌状で5~7に深裂し、裂片は重鋸葉を有し先端は尖っている。葉の長さは6~9cm、裏面の脈わきには褐紅色の毛が生えている。花は6つに咲き、実は約2cmで、5cm位の柄を有する双翅果である。