2023年4月以降、全国各地より麻しんの感染者が確認されています。
今後の発生動向に注意していただくとともに、最新情報の確認をお願いします。
(最新情報は、国立感染症研究所感染症疫学センターホームページ、及び埼玉県感染症情報センターホームページから確認できます。)
このページの目次
麻しん(はしか)とは
麻しん(はしか)は大変感染力が強く、子どもだけではなく大人も感染します。麻しんは、ウイルスの感染により起こる急性熱性発疹の感染症です。麻しんウイルスは空気感染・飛沫感染・接触感染によって感染します。
感染すると10日〜12日の潜伏期間の後、発熱、せき、鼻水、目やに、赤い発疹などの症状がでます。症状が出はじめてから3、4日は38℃前後の熱と風邪のような症状ですが、一時熱が下がり、再び39〜40℃の高熱となり発疹がでます。気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎などの合併症を起こすこともあり、死亡することもある恐い病気です。 妊娠期に罹ると流産や早産を招くおそれもある疾患です。
疑わしい症状が出た場合は
麻しんの疑いがある場合は、医療機関に事前に電話で麻しんに感染しているおそれがあることなあどを伝え、受信の仕方を確認してから受診してください。医療機関等で他の患者さんへの二次感染を防ぐためにもご協力をお願いいたします。
麻しん(はしか)の予防接種
定期の予防接種対象者で、予防接種をまだお済でない方は、体調のよい時に医療機関に予約をして、早めに接種しましょう。
定期の予防接種対象者と接種回数
MR(麻しん風しん混合)予防接種として接種します。
1期 1歳~2歳未満 1回
2期 幼稚園等の年長児* 1回 計2回
*2期は毎年度4月1日から翌年3月31日までに接種してください。
麻しんの流行状況と麻しんの予防接種に関する情報
国立感染症研究所感染症疫学センター(外部サイト)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc.html
埼玉県感染症情報センター(外部サイト)
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0714/surveillance/masinn.html