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あなたのまちの横瀬町消防団

更新日: ページ番号:001488

~あなたも一緒に ”このまちのかけがえのないもの” を守りませんか~

 横瀬町では、災害から住民の生命と財産を守るため、消防団員を随時募集しています。「地域のために何かしてみたい」「人の役に立つ事をしてみたい」と思っている方々をお待ちしています。もちろん女性も大歓迎です。興味のある方はお気軽に総務課までお問い合わせください。

このページの目次

    消防団とは

     消防団は、消防本部や消防署と同様、消防組織法に基づき、それぞれの市町村に設置されている消防機関です。「自分たちのまちは自分たちで守る」という使命感と郷土愛、助け合いから成り立っており、地域における消防防災のリーダーとして、平常時・非常時を問わずその地域に密着し、住民の安全と安心を守るという重要な役割を担っています。
     消防職員が、消防業務に専念する常勤の地方公務員であるのに対して、消防団員は、普段は本業の仕事を持ちながら、災害時や訓練など特定の場合に活動する非常勤特別職の地方公務員です。

    消防団の活動内容

     火災発生時の消火活動はもちろん、大雨や台風など風水害の水防・災害活動や、災害に備えた訓練や地域住民に対する防災啓発活動を行っています。
     また、地域のお祭りやイベントの警備など地域コミュニティの中核として活動しており、地域住民とのコミュニケーションが自然と生まれます。 
     なお、女性消防団員は火災現場で消火活動することはありませんが、後方支援や被災者支援、各種行事や広報イベントへの参加等、女性ならではの活動が期待されます。 

    消防団の組織 

     横瀬町消防団は地区ごとに5つの分団と、正副団長などが所属する本部から編成されており、管轄地域と団員数は下表のとおりです。
     役職については、各分団それぞれ、分団長1名、副分団長1名、部長1名、班長3名、その他団員によって組織され、本部については、団長1名、副団長2名、本部長1名、本部班長1名、その他団員で組織されています。

    分団名地区団員人数
    第1分団根古屋・苅米(1~5区、23区)20名
    第2分団宇根・中郷(6~11区)27名
    第3分団川東・川西(12~17区)27名
    第4分団芦ヶ久保(18~20区)18名
    第5分団芦ヶ久保(21、22区)15名
    本 部16名
    合 計※定数 144名123名

    (令和2年4月1日現在) 

    消防団員の身分、待遇 

    身分

     消防団員は、非常勤特別職の地方公務員で、市町村長の承認を得て消防団長が任命します。また、消防団員の最高責任者は市町村長で、消防団の組織運営一切を取り仕切り、その権限が消防団長に委ねられています。
     消防団の階級については規則で定められていて、横瀬町は団長、副団長、分団長、副分団長、部長、班長、団員で構成されています。 

    待遇 

    • 消防団活動の労苦に報いるため、報酬が年額で支給されます。 
    • 火災等出動回数に応じて、出動手当も支給されます。
    • 消防団員として病気やけがをしたり、公務により死亡した場合には、本人または遺族に対してその損害が補償されます。
    • 消防団員が5年以上在職し、退職した場合に、その労苦に報いるため、階級や在職年数に応じて退職報償金が支給されます。

    入団資格 

     横瀬町消防団に入団するためには、以下の3つの要件を満たす方であればどなたでも入団できます。(男性・女性は問いません。)

    • 横瀬町に居住する者、又は勤務する者
    • 年齢18歳以上の者
    • 意志が強く、心身ともに健康である者

    消防団員募集中! 

     地域防災の中核的存在である消防団ですが、全国的にも団員数が減少しています。 
     そこで、地域の安全、安心を守るためには“あなたのチカラ”が必要です。
     消防団では様々な世代、職業の方が活動しているので、公私ともに人生の刺激となり、訓練や地域に密着した活動を通じて協調性や連帯感が強まります。
     少しでもご興味のある方は、総務課までご連絡をお待ちしています! 

    ~ 一緒にこのまちのかけがえのないものを守りましょう ~ 

    ■問い合わせ 横瀬町総務課 TEL 0494-25-0111

    主な年間行事 

    5月 新入団員講習 … 新入消防団員を対象とした講習です。 

    6月 普通救命講習 … 秩父消防署東分署による胸骨圧迫と人工呼吸、AEDの講習です。
       災害時初動訓練 … 大雨を想定した災害時初動訓練で、町・行政区・消防団等と連携し活動を行います。

    7月 合同訓練 … 秩父消防署東分署と協力して、主に山林火災を想定した中継送水訓練を実施します。 

    10月 町民体育祭参加
        よこぜまつり警備 

    11月                  

    秋の全国火災予防運動 … 管内巡回による予防消防活動です。
    特別点検 … 町長が点検者となり、消防団の職務遂行に必要な規律や装備について点検を行います。また、火災
           発生を想定して出動から放水・撤収までの技術やタイムを競う「ポンプ操法競技会」や放水演習な         ども行います。

    12月 秩父夜祭り特別警戒
        歳末特別警戒 … 空気が乾燥し火災が多発しやすいこの時期に、地域の皆様に安心して年末年始を過
                ごしていただくよう、管内巡回による予防消防活動を実施します。 

    1月 出初式 … 消防団が新年最初に行う演習式です。
       文化財防火演習 … 1月26日の「文化財防火デー」に伴い、関係者及び地域住民に対し、文化財愛護と防
                 火意識の高揚を図り、消防団の技術向上を目的とした訓練です。

    3月 春の全国火災予防運動 … 管内巡回による予防消防活動です。 

    消防団協力事業所表示制度について 

     地域防災の中核的存在である消防団は、団員数が年々減少し、全国的に約200万人いた消防団員も今では約85万人となっており、このままでは、地域の防災体制に支障を来すことになると憂慮されています。
     また、社会経済の進展に伴い、産業構造や就業構造が大きく変化し、全消防団の約7割が被雇用者となっています。
     このような状況の中で消防団の活性化を図るためには、被雇用者が入団しやすく、かつ消防団員として活動しやすい環境の整備が求められ、事業所の消防団活動に対する一層の理解と協力が必要となっています。
     そこで「消防団協力事業所表示制度」により、勤務時間中の消防団活動への便宜や従業員の入団促進など、事業所としての消防団への協力が社会貢献として広く認められ、事業所の信頼性が向上するとともに、事業所の協力により地域防災体制の一層の充実が図られます。なお、消防団協力事業所には、表示証が交付されます。 
     横瀬町消防団協力事業所表示制度

    「埼玉県消防団応援の店」に登録を! 

     埼玉県では、地域の安全・安心のために頑張る消防団を地域ぐるみで応援するという趣旨にご賛同いただき、「消防団応援の店」にご登録いただける事業所や店舗等を広く募集しています。 
     この制度は、消防団員が携帯している「消防団員カード」を消防団応援の店に提示するか、消防団応援の店から事前にいただいたクーポン券等の利用により、割引などの様々なサービスが受けられる消防団員への優遇制度で、ご登録いただいた店舗には、埼玉県のホームページに店舗情報の掲載や、団員とその家族の集客が期待できます。
     (埼玉県消防団応援プロジェクト) 

     詳しくは、埼玉県危機管理防災部消防防災課までお問い合わせください。 
       TEL:048-830-8151 FAX:048-830-8159

    あなたのまちの消防団員

     ~ 消防団で活躍する団員に聞いてみました!! ~

    ①普段のお仕事は?
    ②入団したきっかけは?
    ③消防団の魅力ややりがいは?
    ④本業との両立で苦労もあると思いますが、継続する要因は?
    ⑤これから入団する方へメッセージを。

    ◆本部

    【団長 平沼 智次さん】

    ①建設業(土木工事・上下水道工事)です。
    ②学校を卒業して実家へ戻ってきた時、父の友人だった先輩団員に誘われて入団しました。
    ③小さい頃の憧れだった、消防車に乗れること(笑)。ひとりでは大変な事も、皆でチカラを合わせればやり遂げられること(達成感、連帯感)、活動を通じて多くの人との絆が出来ることです。
    ④火災などの災害時には、仕事中でも夜中でも出動するのは大変ですが、理解して応援してくれる家族や同僚たちがいてくれるので、こんな私でも地域のために少しでも役に立てればと思い、続けています。
    ⑤江戸の町火消しから始まった団体としての消防活動ですが、今でも地域の防災のために無くてはならないものです。横瀬町の人々が安心して安全に暮らしていけるよう、若い力をお貸しください!

    【副団長 柳 敏夫さん】

    ①会社員です。
    ②地元の先輩の勧めです。
    ③横瀬町の多くの方と知り合いになれることです。
    ④多少なりとも地元の役に立てるようにと考え…
    ⑤横瀬町消防団、人員確保が厳しい状況です。訓練等都合で出られない時もあると思いますが、是非、入団をお願いしたいです。

    【副団長 田口 昭さん】

    ①自営業です。
    ②近所に住んでいる、当時の分団長に誘われました。
    ③幅広い年齢層の人たちと知り合えること、また地域防災に参加できることです。
    ④親子で消防団に参加しているので、仕事の忙しい時はちょっと大変ですが、「地域を守るぞ」という気持ちで活動しています。
    ⑤消防団活動では大変な事もありますが、年齢層の違う人たちと楽しく過ごせるところでもあります。地域のために入団をお待ちしています。

    ◆第1分団

    【団員 中里 誠さん】

    ①自営業(自動車修理・販売)です。
    ②当時の分団長に声をかけられ、興味があったので入団しました。
    ③地域貢献、地域防災活動に手助けが出来ると実感でき、また、多数の人たちとの交流が築き上げられ、普段では体験できない事を学ぶことが出来る場所が消防団です。
    ④私も自営業なので忙しい時期、時間帯など様々なので、迷惑をかけてしまうと入団前は心配しましたが、団員の皆さんの協力、理解があり、強制ではない事が継続できる一番の理由です。
    ⑤とにかく皆、和気あいあいと楽しい活動場所なので、気軽に入団をお待ちしています。

    【団員 加藤 創さん】

    ①観光協会職員です。
    ②団員の方に誘われました。
    ③横瀬町のために仕事が出来ることです。
    ④団員の方たちと、厳しくも時には楽しく活動できるからです。
    ⑤とてもやりがいのある活動です。是非、横瀬町のために入団お願いします。

    ◆第2分団

    【団員 長島 辰弥さん】

    ①自営業です。
    ②社会に出たら横瀬町に貢献したいと考えていたからです。
    ③地域の役に立てることや、地元住民の方との交流を深めることが出来ます。
    ④家族の理解はもちろんですが、団員のみんなが良い人ばかりで、とても居心地が良いからです。
    ⑤とっても身近で、すぐに始められる社会貢献だと思いますので、一緒にこの町を守りましょう。

    【団員 浅見 翔平さん】

    ①大工です。
    ②一緒に太鼓をやっている、団員の人に誘われました。
    ③いろいろな人と繋がりを持てるのが魅力だと思います。また、災害時に地域のためになれる事が一番のやりがいです。ポンプ運用や様々な知識を日々の訓練で学んでいき、普通に仕事をしているだけでは経験できない消防活動を出来ることが大きな魅力です。
    ④団員同士の理解と協力もあるので調整できています。職場や家族の理解と協力もありがたいです。
    ⑤ここでは書ききれないまだまだ多くの事が消防団にはあります。身近の団員に気軽に相談してみてください。是非、入団をお待ちしています。

    【団員 浅見 健吾さん】

    ①会社員です。
    ②地域の方々の熱いオファーを受けました。
    ③人との繋がりが広く深くなることです。
    ④どんな小さなことでも報連相は怠らないことです。人それぞれ都合はありますが、一人ひとりが参加する努力を、出来るだけすることが大切だと思います。
    ⑤消防団に対して良くも悪くもいろんなイメージがあると思いますが、入ってみなければ味わえない楽しさや感動があります。ぜひ!

    ◆第3分団

    【団員 加藤 巧海さん】

    ①大工です。
    ②団員の方に誘われたからです。
    ③体を動かすことにやりがいを感じています。
    ④とにかく楽しいです。
    ⑤ぜひ、入ってください。

    【団員 山中 寛士さん】

    ①大工です。
    ②町のために出来るからです。
    ③皆、仲良く和気あいあいとしている所です。
    ④向上心ですかね。
    ⑤特につらい事もなく、意外と自分のためにもなります。楽しいので入ってください!

    【団員 栁 完治さん】

    ①公務員です。
    ②採用に伴い誘われました。
    ③地域に貢献していることを実感でき、やりがいを感じます。新たな人間関係を築くことが出来ますし、仕事にも役立っています。
    ④消防団活動を通じて自分が大きく成長できるからです。消防団はとても良い学びの場になっています。
    ⑤一緒に横瀬町を守っていきましょう。

    ◆第4分団

    【班長 新井 邦幸さん】

    ①会社員です。
    ②近所の人が退団するときに誘われて、同年代の人も入っていたので入団しました。
    ③入団してみて様々な人たちと出会えて、楽しいなと感じています。また、地域に貢献する活動を行う、という事に今はやりがいを感じています。
    ④消防団活動を周りの人に理解してもらうために、普段から心がけています。会社でも積極的に話すことで、急な火災現場の出動にも理解を得られていると思います。
    ⑤私は入団するとき、とても不安でしたが、入団して出会う人たちとの交流は、今では私にとって貴重な財産となっています。

    【団員 村越 淳一さん】

    ①会社員です。
    ②先に入団していた先輩に誘われました。
    ③消防団は、火災だけでなく地域防災の一助となり、地域に貢献できることがやりがいです。また、地域の様々な年代の人との関係が築けることも魅力の一つです。
    ④本業で泊まり勤務がある職種に就いているので、参加できないときもありますが、団員の理解により活動できています。家族にも消防団の意義を理解してもらい、協力いただいています。
    ⑤消防団はお酒の席が多いという声も聞きますが、今はそんなこともありません。昨今頻発する自然災害から地域を守るためにも、一緒に活動しましょう!

    ◆第5分団

    【分団長 浅見 尚さん】

    ①建設会社の会社員で、主に土木関係の施工管理をしています。
    ②専門学校卒業後、地元企業に就職したため、当時の分団長より入団を依頼され、自分自身も多少興味があり入団しました。
    ③入団当初は確たる意思もない状態でしたが、他分団や役員、本部の方や諸先輩方の活動を目の当たりにして、また実際に地域の現状を再確認し、消防団活動は地域に必須だと認識しました。ここでの活動は個人の資質にも良い影響があると思っています。
    ④通常訓練や定例警備等に出席できないこともあります。現在の会社が、消防活動に理解があるため可能ですが、災害発生時には出動できるよう心がけています。「平時は無理をせず!」「有事は落ち着いて!」ですね。
    ⑤消防防災のみならず、自然災害(地震、ゲリラ豪雨、台風等)が多く発生している昨今、貴方の力が必要です!地域の安全のためにも消防団員として、近隣住民の方々と協力して、力を発揮してみませんか?

    【部長 長妻 富士夫さん】

    ①介護保険施設勤務です。
    ②当時の分団長に誘われて入団しました。
    ③年齢も仕事も様々で、色々とためになる話を聞くことができ、自分にとって糧となる事がたくさんあります。団活動を通じて、自分の幅が広がると思います。
    ④自分で苦労と思ったことはありませんが、家族には少しだけ協力してもらい、35年勤続を目指してます。
    ⑤全員が協力し合って団活動を行っていますので、良い仲間を見つけに来てください。

    【団員 赤岩 隼人さん】

    ①運送会社でトラックドライバーをしています。
    ②祖父、父親と消防団員をしており、自分も地域の若手として役に立ちたいと思い入団しました。
    ③地域のイベント等に参加する際、消防団が期待されていると感じるときです。
    ④仕事柄、埼玉県外にも出向いて数日間帰れないときもあり、警備や訓練に参加する回数が少ないですが、団員の理解や協力があって頑張ることが出来ています。
    ⑤消防団は警備や訓練が大変だと思われがちですが、団員の理解、協力もあるので心配することなく、地域の役に立ちたいと思う方は是非、入団をお待ちしています。

    【団員 井出 二三男さん】

    ①不動産会社勤務で、商業施設の防災を担当しています。コンサルティング業務のほか、自衛消防訓練指導も年間150件をこなす元消防職員です。
    ②山が好きで芦ヶ久保に単身移住して来ました。東京消防庁で「自分のまちは自分で守れ」と指導してきたので、最寄の消防署が10km先と知った時点で入団するしかないと思いました。
    ③根っからの消防マンで消防防災を天職だと思っています。加えて、転入者が地域に早く溶け込むためにも、地域に密着した消防団活動はとても有効だと思います。
    ④本職も消防防災ですが、昼間は県南での勤務なので、地元の災害活動は難しいです。前期高齢者でもあり、出来る範囲でお手伝いしようと思っています。
    ⑤私が住む地域に消防隊が到着するまで20分以上かかります。地方の消防は職員数も少なく地域住民との協働が必須です。たとえ小さな力でも集結することが必要だと思います。