サイト内検索

vol.131 あらためて「火の用心」を

更新日: ページ番号:062319

 今年は雨の少ない乾燥した冬となりました。雪は降ったものの全体的な降水量は乏しく、秩父の山々が乾ききった状態が続いています。 幸い、横瀬町内では家屋・林野ともに火災ゼロが継続していますが、秩父地域全体に目を向けると、年明けから1月に9件、2月に3件(原稿執筆時点)もの火災が発生しています。

 とりわけ、2月4日に発生した、秩父市浦山地区での林野火災は、約143ヘクタールの山林が焼失する大規模な林野火災になりました(ちなみに、昨年2月に発生した岩手県大船渡市の林野火災は、更に大規模で、約3千ヘクタールの山林が焼失するものでした)。林野火災は、水利の確保や急峻な地形での作業、周囲が可燃物に囲まれているなど消火活動に多大な困難を伴います。

 今回の浦山地区での林野火災においては、県内全ての25消防本部・局および埼玉県防災航空隊や、東京消防庁、横浜市、山梨県、長野県および川崎市の各消防・防災ヘリコプター、そして、県知事からの災害派遣要請に基づく陸上自衛隊ヘリコプターの協力などを得て、大規模な消火活動が実施されました。発災初日に負傷者の情報が報道されましたが、それ以降、人的・建物被害がでることなく、2月13日に火勢鎮圧(延焼の危険性が無くなった状態)となりました。しかし一方で、(現時点で)まだいくつかの熱源が残っており、完全に火が消える「鎮火」には至っておらず、秩父消防では鎮火作業を継続している状況です。ここまで消火活動にご協力ご支援いただいた皆さまにはあらためて感謝を申し上げます。

 乾燥したこの時期、一度火が出れば火の回りは驚くほど速くなります。皆さま、今一度「火の用心」の徹底をよろしくお願いいたします。

 

横瀬町長 富田能成 

町長へのE-mail