8月9日(土)と10日(日)の2日間、ヨコゼ音楽祭が賑やかに開催されました。
初日の9日は、ふれあいコンサート。横瀬で活動する、二胡サークル「奏」・小学唱歌を歌う会・横瀬コーラスサークルの3団体と、秩父地域出身の音楽家を中心とした4人組DOREMI&STAR(ドレミアンドスター)の歌と演奏を300名を超える来場者に楽しんでいただきました。演者と観客の距離が近い、まさに“ふれあい”を実感する和やかなよい雰囲気のふれあいコンサートになりました。
そして2日目の名曲コンサート。ジャズのビッグバンド、GENTLE FOREST JAZZ BAND(ジェントルフォレストジャズバンド)の演奏で500人収容の大ホール満員の観客が大いに盛り上がりました。ヨコゼ音楽祭は、昭和56年(1981年)に当時の横瀬村が、村の活性化を期して始め、今日まで歴史を紡いできた音楽祭です。名曲コンサートについては、これまでクラシック分野を中心に開催を重ねてきましたが、昨年初めて“和楽”分野に企画を振って、吉田兄弟の津軽三味線の演奏で盛り上がりました。そして今年は、初めてのジャズ分野、会場の熱気と一体感が最高のステージになりました。
この音楽祭は、ボランティアの皆さんによる「ヨコゼ音楽祭実行委員会」が企画から運営までフルに担っているのが大きな特徴です。今回の素晴らしい音楽祭を作り上げてくれたヨコゼ音楽祭実行委員会の皆さんの企画力と運営力、新しい分野に広げたチャレンジには拍手を送りたい気持ちになりました。そして、嬉しかったことがもう一つ。ボランティアの中で、横瀬町で育った高校生や大学生が活躍する姿が目立っていました。世代がつながれていること、多様な世代が交わっていること…横瀬町が掲げている「帰って来たくなる町」を体現しているようで嬉しくなりました。関係者の皆さま、ご来場の皆さま、たいへんありがとうございました。
