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vol.58 記録的な暖冬と環境問題

更新日: ページ番号:004032

 昨年12万人を超える人に見ていただいた「あしがくぼの氷柱」。7年目を迎えた今年は、氷がなかなか形成されず、観光客や関係者を落胆させています。氷柱関係者のここに至るまでの並々ならぬ努力を知っているだけに残念極まりないのですが、原因は記録的な暖冬です。

 思えば、ここ1年は異常気象続きでした。1年前の1月から4月くらいにかけては、降水量が記録的に少なく、極端に乾燥し、水不足が懸念されました。そして記憶に新しい秋は大型台風が立て続けに上陸、とりわけ台風19号は2日間で通常年の半年分にも相当するような650mmを超える雨をこの町にもたらしました。さらにこの暖冬です。これら一つひとつの異常気象をつなぎ合わせてみると、(日本だけでなく)世界を取り巻く気候自体が大きく変化してきているような印象を持ちます。

 地球温暖化の影響は、間違いなくあるのでしょう。少なくとも、赤道付近の海水温は上昇傾向にありますので、雨を降らす雲はできやすいですし、台風も大型化しやすい、とは考えられます。これまでの四季の在り方が変わる、異常気象が異常気象でなくなる、それだけではなく、生態系が大きく損なわれる、そんな未来を心配してしまいます。

 地球温暖化の原因と考えられる温室効果ガス(二酸化炭素など)を削減すること、と共に気候変動に伴う影響に柔軟に対応していくこと。この二つが私たちにも求められています。世界共通の「環境問題」。これは、対岸の火事ではありません。「国がなんとかしてくれる」ではなく、今や我々自身が環境を真剣に考えて行動を起こしていかないといけないのが今の時代です。心して対応していきたいと思います。

町長
横瀬町長 富田能成 
ブコーさん