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vol.7 長野県小布施町に学ぶ

更新日: ページ番号:000492

10月の休日に長野県小布施(おぶせ)町を訪問してきました。近時、同町の市村良三町長と親しくお付き合いをさせていただいているご縁です。小布施町は、長野県北東部にある人口約1万1千人、面積約19㎢(横瀬は49㎢)の小さな町で、名産の栗を生かした和菓子や葛飾北斎の美術館で有名です。

小布施町は観光で賑わう町で、美術館や和菓子屋さんや古い造り酒屋などで形成された美しい中心部の街並みが有名ですが、そこだけにあぐらをかかずに、未来を見据えたいろいろな新しい取り組みをしていることが印象に残りました。

例えば3年前にはじめた「小布施若者会議」。これは、「小布施を世界一面白い町にする」というテーマで提案を出し合う会議で、全国から若者240名が集まったそうです。そこから生まれた「第二町民制度」。会議であつまった町外の若者ら、反復して小布施に来る人たちを「第二町民」と認定して、町民体育祭に出場させたりしているそうです。この日も市村町長と一緒に第二町民の方々と交流をさせていただきました。

単に「観光客がくればいい」ではなく、その根っこにしっかりした町づくりの考え方があること、その想いが多くの人に共有されていること、特に次世代を担う若者をうまく巻き込んでいること、など小布施町の底力を感じ、たいへん勉強になりました。

横瀬も負けていられませんね、がんばりましょう!

町長
横瀬町長 富田能成 
ブコーさん